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アライメント

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アライメント🚗³₃

トー、キャンバー、キャスター、3つの角度がポイント

アライメントについてもう少し詳しくご説明しましょう。通常、アライメント調整を行うのはトー、キャンバー、キャスターの3つの角度で、調整可能な箇所はクルマによって異なります。 トーは、直進性とコーナリング性能に大きな影響を与えるアライメント数値です。車体を上から見たときに、タイヤの先が車体に対してどう向いているかを示します。「ミリ」あるいは「°」で表します。一般的に内向きをトーイン、外向きをトーアウトと呼んでいます。

キャンバーは、トーと連鎖して、直進性とコーナリング性能に影響するアライメント数値です。車体を前から見たとき、垂直方向に対して、タイヤがどれだけ傾いて取り付けられているかを示します。わずかに「ハの字状」のネガティブキャンバーとなっているのが一般的です。逆ハの字になっている場合はポジティブキャンバーと呼びます。
キャスターはフロントのみの角度で、曲がった後にハンドルを元に戻すために付けられており、また直進安定性のカギを握ります。車体を横から見たとき、操舵の軸となるキングピンは後方に傾けて取り付けられますが、その傾き角度です。近年のクルマはキャスター角を付けて直進安定性を得たうえで、相反するカーブでの曲がりやすさも両立しています。

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測定ポイント1〔トー〕

直進性とコーナリング性能に大きな影響を与える、重要なアライメント数値です。車体を真上から見たときに、タイヤのつま先が車体に対してどう向いているかを示します。「ミリ」あるいは「°」で表します。俗に内向きをトーイン、外向きをトーアウトと呼んでいます。前輪は±0か、わずかにトーインorトーアウトにします。後輪はトーイン傾向、もしくは±0が一般的です

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測定ポイント2〔キャンバー〕

トーと連鎖して、直進性とコーナリング性能に影響する、アライメント数値のひとつです。車体を前から見たとき、垂直方向に対して、タイヤがどれだけ傾いて取り付けられているか? を示します。わずかに『ハ』の字状のネガティブキャンバーとなっているのが一般的です。その反対に『V』字状になってる場合を、ポジティブキャンバーと言います。

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測定ポイント3〔キャスター〕

直進安定性のカギを握ります。前輪を横から見たとき、操舵の軸となるキングピンは後方に傾けて取り付けられますが、その傾き角度です。キャスター角を付けることでハンドルが戻りやすくなり、手応えをしっかりさせ、直進安定性を向上させることができます。近年のクルマは、相反する曲げやすさや小回りの利きやすさを両立させています。

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